
「若い人ばかりに申し込みが集まる。私だって、結婚したくて来ているのに」。そんな思いが重なると、婚活に「20代は来ないで」と言いたくなる日もあるでしょう。同じ会にまた申し込む前に、年齢の募集条件と、一人ひとりと話せる時間を見てみてください。話せずに終わった理由が、会の形式にあることもあります。
20代が婚活をするのは、もちろん構いません。ただ、悔しい思いをした人に「人と比べないで」と言うだけでは、次の一歩が出ないこともあります。30代の婚活なら、参加者の年齢幅、会話の形式、相手が結婚を考えている時期。この三つから見直してみましょう。申し込み先の選び方と、相談所で聞いておきたいことを順に紹介します。
これからヨイトキ(Yoitoki)で出会いを探す方にも、結婚したい時期や会える距離を、相手と話すときの参考にしてもらえたらと思います。
「20代は来ないで」と思うほど、何がつらかったのか
会話の機会もないまま終わるのは、こたえます。何度も参加しているなら、なおさら。まずは、その日のどこでつらくなったのかを思い出してみてください。

話せなかった日の「中身を見てほしい」
服を選んで、時間を空けて、参加費も払った。それなのに、フリータイムでほとんど誰とも話せずに終わる。楽しそうに話している人が目に入れば、「私もここにいるんだけど」と思うのも分かります。
プロフィールの年齢で候補を絞る人もいます。その条件から外れたら、仕事の話も休日の話も、聞いてもらうところまで進めない。「内面が大切」と言われても、話す機会がないのだから困ってしまいますよね。
この場合、次も同じ形式に参加して、もっと愛想よく振る舞おうと頑張るのはしんどいはずです。全員と順番に話せる会ならどうか。一対一の紹介なら、落ち着いて話せそうか。自分が話す時間を取れる場を探してみたいところです。
申し込みが集まるところばかり、目に入る
誰に男性が集まっていたか。誰が何枚カードをもらったか。会場では、どうしても目についてしまいます。ただ、その後に連絡が続いたのか、二人ともまた会いたいと思ったのかまでは見えません。
人の申し込みの数を見ているうちに、いつの間にか「自分は結婚できない」という話になっていたら、そこで一度止めたいです。その日うまく話せなかったことだけでも十分につらいのに、まだ決まっていない将来まで、自分に突きつけることになるので。
Yahoo!知恵袋には、4年間婚活を続けた34歳女性が、20代の参加者に申し込みが集中した経験を書いています。自分にも話す機会がほしい、という切実さが伝わる相談です。ただし2010年の個人の投稿で、今の婚活全体を表す調査ではありません。

婚活に20代は来ないで、なんて考える自分も嫌になります…。

悔しかったんですよね。その日のうちに反省までしなくていいと思います。次に申し込むとき、一人ずつ話せる会を探してみませんか。まずはそこからで。
同年代との出会いを諦める前に
同年代を希望しているなら、まず今の条件で会える相手がいるかを聞いてみましょう。年齢の不安だけで、希望を大きく変えるのは急がなくてもよさそうです。
IBJ結婚みらい研究所が2026年5月に公表したデータでは、2025年にネットワーク内で成婚退会した9,394組の平均年齢差は2.77歳。夫の年齢から妻の年齢を引いた数字です。2017年の同じ集計では4.23歳でした。
| 成婚退会の年 | 対象カップル数 | 平均年齢差(夫−妻) |
|---|---|---|
| 2017年 | 2,444組 | 4.23歳 |
| 2025年 | 9,394組 | 2.77歳 |
出典:IBJ結婚みらい研究所「縮まる夫婦の年齢差」(2026年5月21日)
成婚退会したカップルの集計なので、入会者の成功率を示す表ではありません。年齢差のある成婚も、年齢の近い成婚も含んだ平均値です。自分に合う候補がいるかは別に聞く必要がありますが、同年代を希望すること自体を、早々に無理と決めなくてもよいでしょう。
年齢の希望を広げるかどうかは、会いたい人がいるか、無理なく話せそうかを考えてからでよいと思います。「年上なら誰でもいい」と焦って決めると、結婚後にどんな生活をしたいかまで置き去りになってしまいます。
「同年代を希望しています。この地域だと、どのくらいの候補がいますか」。まずは、自分の活動に引き寄せた質問をしてみましょう。相手の希望もあるので人数だけでは決まりませんが、返事を聞けば、今の条件で続けるか、会う範囲を広げるかを考えられます。
次の婚活パーティーは、申し込む前にここを見る
30代の婚活では、募集の年齢幅と交流の進め方を先に見ておきたいです。「30代中心」という見出しだけで申し込むと、思っていた会と違うことがあります。

婚活パーティーの年齢条件、小さい文字まで読みましたか
たとえば34歳の人が参加するとします。「26〜34歳」の会なら自分がいちばん上、「30〜39歳」の会なら範囲の中ほどです。同じ34歳でも、集まる顔ぶれは変わります。
さらに、男性と女性で募集年齢が違う会もあります。「30代中心」の文字の下に、具体的な対象年齢は書かれているか。年齢の例外は認められているか。婚活パーティーのページでは、そのあたりまで読んでから申し込みたいです。分かりにくければ、支払う前に運営へ聞いて構いません。
| 見るところ | 知っておきたいこと |
|---|---|
| 年齢の条件 | 男女それぞれ何歳から何歳までか。例外参加はあるか |
| 会話の時間 | 全員と順番に話せるか。自由に声をかける時間が中心か |
| 連絡先・申し込み | どのタイミングで、どんな方法で渡すのか |
| 参加の目的 | 結婚相手を探す会か、まず交流を楽しむ会か |
| 開催・キャンセル | 人数が少ない場合はどうなるか。取り消しに費用はかかるか |
フリータイムが苦手なら、そこを変えてみる
自分から輪に入るのが苦手な人にとって、自由時間の長い会は、気を張る時間も長くなります。終わるたびに疲れ切っているなら、次は、全員と順番に話す形式や、一対一の紹介に替えてみるのはどうでしょう。
もちろん、数分ずつ相手が替わるのが忙しくて苦手、という人もいます。そういうときは少人数の会や、共通の趣味を話せる集まりが合うかもしれません。人数や参加回数だけを増やしても、苦手な形式が変わらなければ疲れてしまいます。
趣味の集まりの場合は、相手も結婚したくて来ているとは限りません。仲良くなったら、どこかで結婚の話をする。それを何か月も先延ばしにしたくない人は、最初から結婚への意向を話しやすい場を選ぶほうが、気持ちに合っているでしょう。
同年代でも、結婚したい時期は違う
年齢が近く、話も弾んだ。それはうれしいことです。ただ、自分は来年にも結婚したいのに、相手は数年先まで考えていない、ということもあります。会話ができるようになったら、時期についても一度聞いておきたいです。
1〜2年という部分は、自分の希望に置き換えてください。「いつ結婚してくれますか」と迫るわけではないので、最初から堅い面談のようにすることもありません。相手が話しづらそうなら、仕事の都合なのか、まだ相手を探し始めたばかりなのか、少しずつ話を聞いてみましょう。
プロフィールに、相手が返事をしやすい話題を一つ
「穏やかな性格です」「家庭的です」。悪くはないのですが、それだけだと、相手は何を話そうか迷います。ふだん何をしているかが少し書いてあると、「僕もその映画を観ました」「どんなお店に行くんですか」と声をかけやすくなります。
これは例文なので、映画を観ない人が無理に使うことはありません。料理でも散歩でも、いまの生活から書ける話題で十分です。会ったときに、その続きを話せる文章にしておきましょう。
相談所には「じゃあ、私の場合は?」と聞いていい
「年齢的に厳しいですね」と言われたら、その後の話を聞きたいです。今の希望で会える人はいるのか、紹介はどう進めるのか。そこまで話して、ようやく続け方を考えられます。

結婚相談所への相談に、遠慮しすぎなくていい
年齢の話をされると、「もう何を言っても無駄なのかな」と黙ってしまうかもしれません。でも、そこで分からないまま帰ると、次も同じように申し込み続けることになります。何が難しいのか、もう一段具体的に聞いてみてください。
相手の希望に合っていないのか、住んでいる地域に候補が少ないのか。あるいは、プロフィールを読んでも、どんな人か伝わっていないのか。理由が違えば、手を入れるところも違います。「とにかくもっと申し込んで」だけでは、納得しにくいですよね。
候補の人数まで教えてもらえないこともあります。その場合も、どんな相手への申し込みを勧めるのか、紹介の機会はどう作るのかを聞いてみます。返事を聞いて、ここで相談しながら進められそうか、考えてみてください。
希望を変える前に、「なぜそうしたいか」を話す
同年代がいい。年収はこのくらいがいい。条件を言うと、数字の話だけになりがちです。でも、同年代を希望するのは話が合うからなのか、これからの生活を近い感覚で考えたいからなのか。そこまで話すと、少し年齢が離れていても会ってみたい人がいるかもしれません。
収入も、金額そのものにこだわっているのか、今の仕事を続けながら安心して暮らしたいのかで、相談する中身が変わります。年齢が不安だからといって、結婚後の生活まで急いで譲ってしまうのは心配です。自分がなぜその条件を挙げたのか、先に話してみてください。
| 希望していること | 自分に聞いてみること |
|---|---|
| 同年代の相手 | 話が合うことが大切? 将来の生活を近い感覚で考えたい? |
| 近くに住む相手 | どの距離なら無理なく会える? 結婚後の転居は考えられる? |
| 一定の収入 | 住居費や働き方を、どんなふうに考えている? |
| 生活についての希望 | 子ども、住む場所、家族との関わりで、先に話しておきたいことは? |
変えてみるなら、まず一か所で十分です。たとえば、会う範囲を隣県まで広げてみる。写真が古ければ、いまのものに替える。あれもこれも一度に直すと、何が合ったのか、自分でも分からなくなります。
自分への紹介がどうなっているか、聞いてよい
月会費を払って活動しているのに、紹介の予定も、申し込みの相談もない。それでは「このまま続けていて大丈夫かな」と不安になります。面談では、いつごろ、どんな相手への紹介を考えているのかまで聞いておきたいです。

私に合う人も紹介してもらえるんでしょうか、って聞くのは失礼ですか?

聞いていいですよ。「私の希望だと、どんな方を紹介できますか」で十分です。話した内容を踏まえて、次はどう進めるのかも聞いておきたいですね。
相談を重ねても説明が曖昧なままなら、契約に含まれる支援や、休会・退会の条件を読み直してみます。毎月の支払いがあるからこそ、いま受けているサービスに納得できているかは、一度立ち止まって考えたいところです。
20代で婚活を始めたい人へ
20代で婚活を始める人も、参加条件に合う場なら申し込んで構いません。「若いのに」と言われそうだから、と自分の予定を後回しにしなくても大丈夫です。
結婚したいと思った時期が、たまたま今だった
婚活に20代は来ないで、という言葉を見かけて、申し込むのをためらった人もいるかもしれません。けれど、20代の婚活にも、それぞれ事情があります。早く家庭を持ちたい人もいれば、出会うところから少しずつ始めたい人もいるでしょう。
対象年齢や利用規約を読んで、自分に合う場を選んでください。同年代と出会いたいなら、年代を絞った会も候補になります。年上の人がいるというだけで、肩身を狭くすることはありません。
一方で、「20代ならきっと申し込みが来るはず」と期待して、うまくいかずに落ち込むこともあると思います。連絡が続かない、自分が好きになれない。そういう悩みも相談してよいのです。若いのだから悩むはずがない、と扱われる必要はありません。
会場で直接言われたら、スタッフに頼る
もし「若いのに来ないで」と言われたら、長く言い返さなくて大丈夫です。短く返して、あとはスタッフに声をかけてください。
席を替えられるかどうかは運営次第ですが、困ったことを伝えるのに、遠慮はいりません。嫌な言い方が続くなら、その会を離れることも考えてください。せっかく参加したからと、最後まで我慢しなくてもよいのです。
帰ってからまで、ほかの人の人気を数えなくていい
帰宅してからまで、その日の人気を思い返すと疲れます。次に役立つことだけ少しメモしたら、婚活のことを考えない時間も取りたいです。
「誰にも選ばれなかった」で、一日を終わらせないために
フリータイムが長くて、ほとんど話せなかった。話は弾んだけれど、結婚したい時期までは聞けなかった。そんなふうに振り返ると、次は何を変えればよいかが少し分かります。ほかの女性が何枚カードをもらったかより、自分がどう過ごしたかを残しておきましょう。
全部を埋めなくても構いません。「次は全員と話せる会にする」だけでも、次の募集ページを見るときに使えます。いい人がいたなら、次に会ったら聞きたいことを書いておくと、連絡するときにも役立ちます。
次の予定を、すぐ入れたくない日もある
婚活疲れで、募集ページを見るだけでも嫌になる。それなら、いったん新しい予定を入れずに過ごしてみてください。週末にもう一度考える、今月は参加を一回にする、など自分の生活に合わせて決められます。休会する場合は、費用や再開の条件だけ先に読んでおきましょう。
休んだぶんを取り返そうとして、また毎週予定を詰めると、元の疲れ方に戻ってしまいます。次は話しやすそうな会を一つ。それでもうまく話せなければ、どこで困ったかを担当者に話す。一回ごとに変えたところを残しておけば、相談のときにも話しやすくなります。
婚活に「20代は来ないで」と思った気持ちが、すぐ消えるとは限りません。けれど、そのたびに同じ場所で同じ思いをしなくて済むよう、会い方や相談の仕方は変えられます。次の申し込みをするなら、今度は自分もちゃんと話せそうか、そこから選んでみてください。
ヨイトキで次の出会いを探すときも、まずは自分のプロフィールを読んでみましょう。相手が返事をしやすい話題はあるか、どんな暮らしをしたいかが伝わるか。気になる人がいたら、その人と話して知りたいことを一つ考えてみてください。
