当サイトの調査レポートは、恋愛診断ツールを通じて収集された利用者の回答データを、個人が特定できない形で統計的に集計・分析したものです。本ページでは、そのデータ収集から分析、公開に至るまでの方法論を詳しく解説します。すべての調査プロセスは、公認心理師・山田香川の監修のもと、心理学研究の倫理基準および日本の個人情報保護法に準拠して実施されています。

1データの収集方法

1-1. 収集の仕組み

当サイトの各診断コンテンツでは、利用者が質問に回答すると、その回答がサーバーに記録されます。記録されるデータは以下のとおりです:

収集しない情報:氏名、メールアドレス、電話番号、位置情報、IPアドレス等の個人識別情報は、統計データベースには一切格納されません。

1-2. 回答データの流れ

診断実施利用者が質問に回答
匿名化個人識別情報を分離
集計DB匿名データのみ格納
統計分析カテゴリ単位で集計
レポート公開集計結果のみ公開

1-3. 回答の自発性

すべての回答は利用者の自発的な診断参加によって得られたものです。アンケート調査のように「依頼」して回答を得る形式ではなく、利用者が自らの意思で診断を実施した結果としてデータが蓄積されます。このため、回答者のモチベーションが高く、真剣に回答されたデータであるという特徴があります。

2サンプルと調査期間

2-1. サンプル

各調査レポートの対象となるサンプルは、指定された期間内に当該診断を完了した全利用者の回答です。各レポートには以下の情報を必ず明記します:

2-2. サンプルの偏りに関する注記

当サイトの利用者層には一定の偏りが存在する可能性があります。たとえば:

各レポートでは、これらの限界を明示した上で、「当サイト利用者における傾向」として結果を提示します。日本全体を代表する統計ではありません。

3匿名化処理

統計分析に使用されるデータは、以下のプロセスを経て完全に匿名化されます:

  1. 個人識別情報の分離:診断回答データは、利用者アカウント情報(氏名、メールアドレス等)とは別のデータベースに格納され、両者を結びつけるキーは統計分析時に参照されません。
  2. カテゴリ単位での集計:個々の回答を分析するのではなく、あらかじめ定められたカテゴリ(性別、年代、診断結果タイプ等)ごとに集計します。各カテゴリの回答者数が一定数(n≧30)を下回る場合は、プライバシー保護のため結果を公表しません。
  3. 自由記述の非公開:一部の診断に含まれる自由記述回答は、統計的テキスト分析に使用される場合がありますが、原文がそのまま公開されることはありません。
  4. 復元不可能性の確保:公表された集計データから個人の回答を復元することは技術的に不可能です。
法的根拠:上記の匿名化処理は、個人情報保護法第36条(匿名加工情報)および個人情報保護委員会ガイドラインに準拠しています。詳細はプライバシーポリシーをご参照ください。

4統計分析手法

4-1. 基本集計

すべての調査レポートにおいて、以下の基本統計量を算出します:

4-2. 推測統計(必要に応じて)

グループ間の差異を検討する場合、以下の手法を適宜使用します:

有意水準は 5%(p < .05)を基準とし、結果の解釈には統計的有意性だけでなく実質的な意味(効果量)も考慮します。

4-3. 分析ツール

統計分析には、Python(pandas, scipy, statsmodels)および R を主に使用しています。分析スクリプトは監修者によるコードレビューを経て実行されます。

5監修体制

すべての調査レポートは、以下の監修プロセスを経て公開されます:

  1. データ抽出・集計:編集部が匿名化データベースから集計を実行
  2. 一次分析:編集部が基本統計量を算出し、グラフ・数値表を作成
  3. 監修者レビュー:山田香川(公認心理師)が以下を確認
    • 統計手法の妥当性
    • 結果解釈の心理学的妥当性
    • 倫理的配慮の充足
    • 限界の明示
  4. 最終校正:編集部が表現・フォーマットを確認
  5. 公開

6結果の公開基準

調査レポートを公開する際は、以下の基準をすべて満たすことを必須とします:

また、調査結果は常に「当サイト利用者における傾向」として提示され、「日本人全体」や「すべての恋愛」に一般化する表現は使用しません。

7本調査方法の限界と注意点

自己報告バイアス(Self-Report Bias)
診断はすべて利用者の自己報告に基づきます。自分の行動や感情を正確に認識・報告できていない可能性があります。
社会的望ましさバイアス(Social Desirability Bias)
恋愛に関する質問では、社会的に望ましいとされる回答を選ぶ傾向が生じる可能性があります。
選択バイアス(Selection Bias)
当サイトの診断を自発的に受ける利用者は、恋愛に関心の高い層に偏っている可能性があります。
因果関係の推定不可
本調査は相関関係を示すものであり、因果関係を証明するものではありません。たとえば「Aタイプの人はB傾向がある」という結果は、「AタイプだからB傾向になる」ことを意味しません。
文化依存性
本調査の結果は日本の恋愛文化を反映したものであり、他国の恋愛行動にそのまま適用することはできません。

8方法論の継続的改善

当サイトの調査方法論は、以下のタイミングで定期的に見直しと改善を行います:

方法論の変更があった場合は、本ページを更新するとともに、各レポートにも使用した方法論のバージョンを明記します。